11 March 変身(東野圭吾著) 母者が東野圭吾のファンなのです。 何か金がかからず活字を読めないものかと零したところ、蔵書を貸してくださいました。 「じゃあ、変身かそう。面白いよ変身。」 数ある東野圭吾作品で真っ先に上げる絶賛振り。…でも重版日付を見るからについ最近読んだなかでの傑作、といったところなのだろう。 面白かった、です(´Д`*) 東野圭吾なのでとどのつまりサスペンスなんですがね、こういうサスペンスもあるんだと、己の勉強の浅さを思ってみたりなんだり。 サスペンスってのは、直訳してみるならば「不安感」。どうなるか判らないハラハラドキドキに巻き込まれた登場人物に共感して安定を求めて不安の先を追う、訳なんですが、この変身は、ハラハラするのは当然主人公ながら、ハラハラさせるのも主人公なのです。 文字通り、ある要因で「変身」して、その変化に不安を募らせていくという。 …いやまぁ、サスペンスにネタ晴らしは侮辱だから詳しくは書けんが。(でもややバレ↓) PR
13 November 【小説】ハリー・ポッターと謎のプリンス 完読 週末のあとの休みは原稿しようと思ってたのに読みきっちゃいましたよハリポタ6巻。 発行が遅れたのは、訳者の松岡女史のご都合だった予感。数奇な遇機。 しかし映画のほうは大丈夫なんスかね。6巻になってハリーは十六歳になった訳なんだけど、役者のほうはもうどんどん年食ってるじゃないか。映画炎のゴブレット(4巻)の時点で小説の謎のプリンス並の成長度だったよな。あれ。(´∀`;) さてまぁ、発行してから半年越えのじゃぱにーずはりぽたですよ。不死鳥騎士団を読んでから随分間が開いてしまったのもあり、6巻前後で主人公たちが劇的に身体的な成長をしたのもありで、頭の中が未だに12~3歳なハリーのイメージな俺は最初に混乱したりしましたよ。そっかぁ、もう十六歳かよ。思考がもう子供じゃなくなりつつあるものだから(序盤じゃお菓子にうきうきしてたのが今や女の子にはらはらしてる訳で)ほらなんとも。 ハリポタは新学期の5章分くらいは、火付きが悪いというかなんですが、その後は色々謎やら本題がぶわーっと出てきて、ハリーのヤキモキ感に押されるようにページを繰ってしまいます。1週間くらいだらだらと上巻の半ばまで読んでたのに、今日一日で残りを全部読んでしまいましたよ。 なんで面白いんだハリー・ポッター! 俺の母上や弟君はハリポタの訳文が苦手だの序盤の展開についていけないだのといってるが勿体無い!火付きの悪い部分だけ読んでハリポタの面白さを理解などできなくってよ!! さて以下ちょい内容に突っ込んで!(゜∀゜) ↓