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30 May

【SS】異説後35光の戦士コンビ珍道中【叩き台】

 異説後妄想仮垂れ流し。面子は235。

 オニオンナイトはイメージカラー的にはイングスのようですが、主人公だろってことで、ルーネスの名前を採用してます。外見はオニオンナイトのままで、銀髪のルーネスのイメージでは無いです。DS版のルーネスファンで快く想われない方には申し訳ない。

 あと、FFⅡ未クリアなので、「こんくらいは大丈夫だろう」程度の内容を想像で書いてます。

 行き成り途中から始まります。

***
 カオスと「光の戦士」から渡された力に押し出されるように、二人の足元から地面が無くなった。地面だけではない。身を取り巻く空気も。それに包まれていた肉体の感覚は一応在るが、その途端におぼつかなくなる。
 バッツには、その感覚に覚えがあった。次元の狭間に飛び込む瞬間、正にそのままだ。
 「ルーネス!」
 バッツが名乗ったばかりのオニオンナイトの名を呼び、手を伸ばしてくる。足元が覚束ず、不覚を感じながらもルーネスはバッツの手を取った。何か子ども扱いされている気がするのは、自分の考えすぎなのだろうか?
 「これ、ちゃんと着くんだよね?」
 「多分な!このままって事は無いんじゃないか?」
 「最初は誰だろう?」
 コスモスがクリスタルの源として、力を分け与えたのは十二回目の戦い。それ以降にコスモスの元に集った戦士は十七人。ルーネスとバッツ、「光の戦士」を除けば、残るは十四人。長い旅になりそうだった。
 ルーネスの疑問に答えるように、白昼夢のようにビジョンが通り過ぎた。

 日焼けた肌に銀の髪。記憶にあるあの鮮やかなターバンと鎧姿では無かったから一瞬解からなかったが、すぐに解かった。

 「最初はフリオニールか?」
 「バッツも見えた?『今の姿』ってことかな」
 「成る程な。見た目が変わってる奴も居るだろうな」
 「…バッツは変わんないね」
 「そりゃ、元々こうだからな」
 「何それ」

 軽口を叩き合っていると、怪しげだった視界が晴れた。
 鼻を通る春の匂いを感じた途端、地面に吸い寄せられるようにたたらを踏んだ。バッツに腕を掴まれて居なければ派手に転んでいたかもしれない。こちらを支えたバッツも、それなりにふら付いていた。目が合って、バッツはにかっと笑う。
 「到着したか」
 「…フリオニールの前に出るかと思ったのにそうでもなかったね」
 見回すとそこはどうやら丘の上の開けた草地だった。
 視界を白い花びらが舞っている。強風に足元の草花がごうごうと強くたなびいて、ルーネスとバッツのマントや髪も強くあおり、青く晴れた空にくっきり浮かんでいた雲を穿ち捩じ切って、数秒後には凪いだ名残が異邦者達の頬を撫でた。
 「じゃあ、行くか」
 「何処に?何でそう自信満々なのさ。」
 「人探しするなら人里だろ?ここが里山なら南に行けばなんとかなるんじゃないか?」
 「単純すぎ。フリオニールの世界の方位がバッツの常識と同じとも限らないだろ?」
 「心配性だなぁ。一理あるけど、フリオからそういう話を聞いた覚えも無いし、多分いけるだろ。お前に別の案があるならそれで構わないけどな。」
 「…いいよ、別に案は無いし。」
 「決まりだな。」
 バッツは迷いなく歩き出す。恐らく「行くか」と言った時点で、方位と辿る獣道の目処は既に付けていたのだろう。異世界に来て数十秒足らずで即応していると言うことだ。ルーネスは何か悔しくて、「図太いなぁ」とバッツの背中を追う。
 だが、その足はすぐに止まった。
 「誰かそこに居るのか?」
 バッツが足を止めたのと同時に、横から問われた声。二人がそちらを向くと、木立の影の中に背の高い人影があった。その声は、今となってはとても懐かしく感じる。
 「フリオニールか?」
 「…?…いや、馬鹿な。誰だ?」
 「バッツだよ。忘れたのか?オニオンナイトも居るぜ。」
 二人が木立の先を見通せる処へ移動すると、影の中の人物も進み出てきた。先ほど、世界と世界の狭間で幻視したそのままの姿だ。
 日焼けた肌に、ひとつ縛りにした癖の強い銀髪。袖の無い筒衣は野良仕事の装いだが、帯の上に巻いた剣帯に固定されている刃物は、鉈の他に数本のスローイングダガー。足元は不釣合いに丈夫そうな軍靴を履いていた。元の鎧に重武装の印象が強い二人としては大分軽装に感じる。
 「元気だったか?フリオニール」
 豹を思わせるしなやかな戦士は、二人を見て屈託無く破顔した。
 「バッツ、オニオン…、まさか本当に?…俺はまだ寝床で寝てるんだろうか?」
 「まぁ、無理も無いよね。僕らも唐突な話で正直夢みたいな気分だし」
 「もし夢でも嬉しいな。もう会えないと思っていた。…しかし、バッツとオニオンって、妙な取り合わせじゃないか?」
 ルーネスはオニオンナイトであってオニオンではないのだが、当時は名前を伝えていなかった都合で最後はいちいち訂正していなかった気がする。後でちゃんと名乗り直そう、とルーネスは思った。
 「僕もそう思うよ。僕らが都合がいい理由があるみたいでさ」
 「理由?」
 「クリスタルに頼まれた仲って奴でね。フリオの処にもクリスタルを辿ってきたんだ。」
 「クリスタル…。…だが、あのクリスタルは、この世界に戻って気づいた時にはもう無くなっていたんだ。ちゃんとこの手に持っていた筈なのにな…、すまない…」
 フリオニールは無念そうに自分の手を見つめた。
 「いいや、そんな事無い。」
 な?と、バッツがルーネスに目配せする。
 「ああ。感じるよ。フリオニールはちゃんとクリスタルを持ってる。」
 「多分ちょっと見えなくなってるだけさ。ほら、手出して。思い出してみろよ」
 「ライズか?」
 「そうそう」
 「懐かしいな。俺は苦手だったっけ…」

 苦手だったから、他の仲間と違って自分は常に武器を持ち歩いていた。身に着けた武器から勇気を貰っていた。大切な思い出が、思い出せなくても彼を支えてくれた。
 仲間の言葉からとんだ勘違いをして、だが、その勘違いが優しい夢となって広がっていった。
 夢。
 自分で、掴んで叶えると決めたこと。
 小さくささやかだが、今、夢を掴んで、さらに広げて、少しずつ描いていた優しい世界が広がっている。

 見守るフリオニールは、目を伏せた状態で、何を想ってか、優しく微笑んだ。その頬に薔薇色の反射光が差す。フリオニールの差し出した掌に、薔薇色のマーブル模様の立方体が現れた。フリオニールのクリスタルだ。
 「本当に出ちゃった」
 「何だよ、半信半疑だったのか?」
 「だってリーダーの言うことがかなり適当だったし…」
 「彼に会ったのか。元気だったか?」
 「うん…、まぁ、元気そうなのは間違いなかったよ。」
 「?」
 ルーネスの濁した言葉に、フリオニールは目で問うて来る。ルーネス自身上手く受け止められていないことだから、説明できそうに無い。
 「ともあれ、見つけたな。一個目だ」
 「この調子でさくさく進むといいんだけどね…」
 「??…。何のことか判らないが、話してくれるんだろうな?」
 「勿論さ。フリオニールの仲間にも会いたいし、いいだろ?」
 「ああ、そう言ってくれるのはうれしいな。俺の村までちょっと歩くが大丈夫か?」
 「誰に言ってるんだ?な、ルーネス」
 「ルーネス?」
 「僕の名前。」
 「そうか。名前、思い出したんだな。」
 「別に忘れてたわけじゃないし…」
 「ん?そうだったか?俺の勘違いか?」
 そういえばフリオニールには、最初の頃に名前を思い出せなかったことを言っていたかもしれない。
 「いいじゃないか細かいことは。ほら、案内してよ。」
 「ああ、解かったよ。」
 「二人とも何ニヤニヤしてるんだよ。気持ち悪いな」
 「細かいこと気にするなよ。天気がいいしな」
 「そうだな。」
 「訳わかんないし!」
 まだまだ子供っぽいことを、大人のフリして笑われているのだと理解していても、腑に落ちないのは仕方が無い。こういう態度が更に子供っぽいのだと解かっていても、ルーネスのしかめ面は解けそうに無かった。

***

 バッツとオニオンナイトが行く先々で観光したり事件に巻き込まれたりとそんな感じのが描きたいなー、みたいな。原作網羅してる訳ではないので、描ききれる気がしない。

 肝心の導入が無いのは、WOLとカオスの掛け合いが妄想全開過ぎて恥ずかしかったからです…。
 あと最後のほう眠くて地文が次元の狭間に吸い込まれてて恥ずかしい。誰が誰のセリフかわかるかなぁ。一応口調は分けてる心算だったのですが。

 王様セシルとかティナのデレとかクラウドとチョコボを見に行くとかラグナが大統領職権乱用だとかバッツとクジャがしんみり会話とか2ベースのⅩ妄想とか(2は完全未プレイなので妄想も完全に妄想)自分一人で楽しい。ヴァンとライトニングさんが全然浮かばない時点で頓挫の予感だ。未プレイだから当然か。

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