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12 April

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24 January

アイテム課金の危惧性とMMOの未来を想う

今更の話ですが。
アイテム課金って、ゲーム的にとても詰まらない存在ですね。


社会人としては、ゲームをある程度楽しむための支援になる部分もあるのでありがたくはあるのですが、私は利用していないんですよね結局。(ROがそういうのを前提として組まれたゲームでは無いのでピンと来ないのもあり、あの痛々しいガンホーゲームズに極力アクセスしたくないと言うのもあり…)

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18 January

大神が来ちゃいましたよ。

その経緯

壱)

我が友、祭がサイト上で幾度となくプレイしている旨を記述する。
あ奴はやりこむと決めたら体力の続く限りに駆け抜けてしまうので、それを思えば大分息が長い。祭のイラストを見ると、何やら素敵赤ライン(待)の入ったワンコが描かれた独特のタッチ。
気になる。が、調べない。
「祭がやってるから」などという安易な理由でプレイするのは我も祭もお互いに癪に障る部分である。

弐)

祭に冬の新刊を届けついでに別にもう泊まる必要などない日帰り距離になったのに泊まりでだらだらする。もはや慣習的なものというか、お互いリズムが緩々なので、小一時間どころか一晩もあっという間に過ぎてしまうのだ。

事前に静岡零の話題の上で、「静岡やったことない。怖いのやだやだ!」と固辞する我に、「私も怖いの嫌いだよ?!」と言いながら、静岡初代を披露する祭。怖いなら何故やるのだ。まぁ、情報戦で不利になることに恐怖を感じる習性故なのだろうが。

静岡は本当に精神衛生に悪かった。

静岡自体の製作魂等の精神性の高さは我も高く評価するが、趣味自体は正に趣味の問題であり、趣味が違う我には辛すぎる。
霧とか不条理とか血と錆びと鉄格子は割と好むほうだが、そこを普通の外出着の中年(職業:ライター)が闊歩する、拳銃鉄パイプハンマー振り回して異形のものを退ける拙い様、それらがリアリティを醸してしまってもう反吐が出そうでしょうがない。バイオみたいなキャラクターが静岡を闊歩するなら未だ私は癒されただろうが、一切の癒しを許さず、プレイヤーに現実的な恐怖感を誘発させ、それそのものをゲームとしてエンターテイメントする。なんて完成度の高い作品なのだ。
我は静岡を絶賛する。
だが、絶賛するとしても買わないだろう。断じて。
また、今回のエントリーとは趣旨が違うが、プレイヤーに良くない疑似体験を与えてしまう危惧も感じた。出来が良すぎるのだ。感受性が強く、確たる社会性や信念を持たない幼い魂では一溜りも無いだろう。軽症で悪夢、と言ったところか。
出来がいい事と、出来がいいだけではそれ全てを評価できることは別問題である、という好例だろう。敢えて我流に言えば、「素晴ら」しくないが技術的に優れていて作品性もあるエンターテイメント、というところだろうか。

静岡数時間プレイで疲弊しきった我々を癒してくれたのが、「大神(おおかみ)」である。

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16 January

素人が読みかじりで語るぬるい経済。

世の中を見なきゃ自分がすることも判らない。

*

派遣先のご縁で、世のお金の流れに興味が出てきております。
ひいては政治や海外情勢についても。所謂経済という奴ですね。

きっかけは「サブプライムローン」というキーワードだった訳ですが、色々すっ飛ばして言うと、アメリカの低所得層の家計が冷え込んで、消費が減りそうですよ、的な。

驚くべきことに、アメリカでは借金して買い物するのがあたりまえだったようなのです。

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21 November

やっぱりヒールでしょ。

http://www.naoru.com/kaze.htm

驚愕。

抗生物質は風邪に効かないんだそうです。
重い風邪になると抗生物質を頂くので、てっきり風邪の特効薬と思っていたらあれは単なる滋養と安静と気持ちの力で治していたのですね。

抗生物質→「細菌」を殺す薬
風邪→「ウィルス」で発症することが多い症状

抗生物質ではウィルスは殺せないんですねー。
ウィルスは寄生虫のようなもので生物そのもの(細胞)をご飯に増えたり進化しますが、細菌はそうとも限らなくて、人間といっしょに居る菌は人間の老廃物や分泌物をご飯にしていることのほうが多い。寄生ではなく共生といいますか。仲良くいっしょに居る菌も多くて、抗生物質は、良い菌を殺してしまう恐れも。そうなると、人間は実は菌の活動も含めて健全な生命活動をしているので、それが崩れると病気に掛かってしまうことも考えられます。

科学や数学は「限定的真実」なのでその時代の流行があったりして怖いですね。

昔から語られる病気の真実は、「おいしいものを食べて、水分きちんと取って、暖かくしてゆっくり寝る」ということなのでしょうねぇ。


あ、でも、患者の体力的な問題もあるので、やたら暖めればいいという訳では無いようですよ。熱すぎてしんどければ冷やし、寒気がするなら熱が逃げないように暖める。体力を保つ、体力を回復する、というのがとにかく大切ということなのでしょう。


仕事中に寒気がして仕事が手につかなくなってしまい、ちょっくらぐぐったら「首、手首足首を暖める」と書いてあってマフラーしただけでだいぶ楽になりました。すごいや。

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03 November

エルナサーガ

 エルナサーガは学生時代、当時のGファンタジーコミックスの馬鹿馬鹿しい高単価に泣く泣く売り払ったあと、社会人になってから新装版を買い揃えなおした経緯があります。
 学生時代に一冊800円のシリーズを維持するのは大変でした…。表紙がなかなか美しいので勿体無かった気もしますが、読み返すなら巻数が圧縮されていてサイズも小さく、表紙絵カットも小さいのでその周りを手垢で汚すのになんら抵抗の無い新装版は大変重宝します。

 エルナサーガ2を続けて読もうとしてどっかに行っていたことに気づきました。連載中イマイチな気がして扱いが弱かったんですよねぇ。俺の中で。でも多分一気に読んだら凄いと思うので、買ってなかった分も今から買いそろえようと思います。

 エルナサーガはとにかく一気に読みたい!というか一気に読めてしまいます。あんるぇー?もう夕方?みたいな。予定を立てていた部屋の整頓が半分くらいしか進んでませんが俺は反省はしても後悔は無いんだぜ。


 エルナサーガが連載していた当初、少年漫画は全盛期ともいえたのではないでしょうか。特に当時のエニックスでは作家が出版社に守られながら担当編集の支援を受けて連載を育てていった様子が感じられます。…今との格差も示唆した上で言いますが。
 魔方陣グルグルとかハーメルンのバイオリン引きとか幻想大陸とか(あえてレヴァリと言わない)とか。

 とにかくエルナサーガは戦乱とその渦中にある少女を扱っているだけに、暗かったり重かったりするテーマもある訳で、そういう部分は一話一話の掴みは弱いのです。しょうがない。こればっかりは。だが、全て一気に読むと、前後のわーっどわーっ!!という戦の派手で熱くてしんどい流れの中間としての小休止になっているのです。全く読み疲れがありません。凄すぎる。

 今の少年漫画業界では厳しいですね。特に週刊少年ジャンプとかだと。今や他の低年齢層向けの雑誌も似たり寄ったりですが。
 一話一話で読者を掴んでいかなければならないから、話が凄く込み入ってる。一気に読むと疲れます。やたら巻数ある割りには、数年後思い返してみて、その話への思いいれがすごく薄い。将来の自分の形も考えてみると、嘆かわしいと同時に寂しく感じてしまう現状があるのです。


 さてエルナサーガに癒されましょう。

 エルナサーガの凄いところは「咽び泣き」が出るんです。「うおおおお、エルナ様ー!!!」って気持ちになって咽び泣きます。
 エルナは世間知らずのお姫様ですが、崇高な思想を持っています。でもそれも少女ながらにとても未熟なもので、スタート時点では自分自身でも掴みきれていない状態なのです。 それを戦場との関わりの中で、世界(エルナが指す世界はもっぱら「全世界(ギムレー)の人々」の意味です)のために自分が何をするのが最良なのか、失敗したと沢山悔い続けながら悩み続けながら高めて行き、終には、人々に光を示す。

 なんて完璧な英雄譚Σo(゜Д゜o)

 だがしかし最初のエルナは「忌まわしき闇の姫巫女」として、世間から孤立した孤独の中でスタートです。味方はお城に忍び込むご近所のやんちゃな子供アトリ君だけです。当然戦には連れて行けませんRPG的に(待)。
 そんなエルナの最初の戦力(酷)がなんと、自分の国と戦争をしている敵国の若き勇将シャールヴィ王子(しかも最前線を指揮する将軍です)。一騎当千と世界(ギムレー)に名を馳せる男ですがいかんせん敵です。なんて波乱万丈。
 この二人、標的と刺客として初顔合わせ。「エルナぶっ殺す!」と勢いで単身敵国城へ乗り込んでこれちゃうシャールヴィは凄いですが凄い実力と同じくらい阿呆です。(せめて破天荒と言ってやれ…。)それが彼の最大の魅力ですが。シンプルイズベスト。ピュアというと可愛げがあって何かイメージと違うが多分ピュアなんでしょう。ピュアなだけに、また国の9番目の王子様という自分自身の責任感の薄さもあって、対極にあって惑わされることが少ない。お陰ですんなりとエルナに大儀と情が移せてしまったあたり作者の妙を感じます。

 また、凄まじいのが冒頭(五話を冒頭と言い切れるあたりにエルナサーガのビックぶりを感じてください)のシャールヴィvs大魔導士ヴァーリの構図。
 エルナサーガは魔法が当たり前にある世界で、大魔導士というのは国政にも関わるその国で一番権威のある魔導士です。ありていに言うとエライ人です。大臣みたいなもんです。大臣と王子様が城でどんぱちとか思えばなんて漫画的。すばらしい。


 話は飛びますが、短い話は冒頭とオチをリンクさせるというのは話として構成させる上で最低条件と言います。

 …(゜Д゜)

…通常の月刊連載の長編でそれをやるんですか?!!!!

 脱帽ってこのことですね。もう最高に話の締りがイイです。


 超お勧めです。興味が出た人は是非是非読んで下さい。
 俺の知人友人、気になったら是非是非言ってね。貸すから。俺んちの読みにきてくれたほうが手っ取り早くて助かるけど。

 余談ですが、GFCで持ってらっしゃる人も、新装版8巻は是非買っていただきたい。おまけ漫画は必見です。俺が必見といったら本当に必見。


 そして読んで思った。今日、冬の新刊のネームをやる予定なんですが、…予定のネーム、月刊誌二話分くらいのリズムだわ。

 …あれ?今11月だ(;゜Д゜)

 どうするどうなる冬新刊。


 おまけ。

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