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23 January

自分の中のヒーロー像の定型

 実際活動されているiwakさんから色々伺うのですが、「冒頭と終わりで主人公が成長(変化)している」のが条件みたいなことを伺って、……うちの子成長しないわー。と思ってしまったのですが、

ヒーローは悩まない
http://blog.livedoor.jp/magimagi7/archives/53026181.html

 こちらで

>「ヒーローはレベルアップ、パワーアップはしてもいいが成長してはならない」

 という文言を発見して、あ、私の漫画ってやっぱり少年漫画なんだなぁって想いました。

 つまりうちの男性性を象徴する連中って、どいつもこいつも成長しないっつーかブレないのよね。全然ね。
 STUNROD!!はカイリが主格だから青年漫画だろって言われてるのかな。あれのヒーローは漣でありスーな訳です。全然ブレない。

 ああ、そう思うと、スーは、本当にこう、私のヒーロー像の原型なんだなぁって思いますよ。
 アイツは、自己犠牲というヒーローにありがちな全体主義ではなく、ナルシズムを元に社会的カルマを背負ったことによって、コミットした結果、自分のために全体貢献するのを夢見て、最期は自分の唯一のナルシズムと社会的カルマの清算によって命を落として、転生したら、ナルシズムの局地で悪魔(のような暗殺者)と化して、無意識の自己否定を繰り返すことで、ナルシズムのカタルシスを起こすところで私の中では話が終わっています。

 「貴方を愛する自分を信じる」

とでも言うのでしょうか。
 つまりそういうものを全くブレさせないのが私の中のヒーロー(理想の男性性)なのでしょうなぁ。別に信じてるのは愛じゃなくても人じゃなくてもよい訳なんですけど。

 ヴィンランド・サガでクヌートが覚醒するシーンがありますが、ヴィリバルトが求め語る「真の愛」には私は懐疑的で、クヌートが進む道っていうのは、幽々白書の仙水の道なんだろうなぁっていう事に腑に落ちしてしまいました。


 差別や区別があった上で、どう社会的に振舞うかに価値や研鑽があるし、頭だけでなく、神経細胞が反応するその「差別」(脳の限定化、概念化による仕様らしいのです。差別って…)をもとにした愛の物質的で血肉の通ったエネルギーがあるからこそ、愛って奴は背筋が粟立つほど魅力的なんじゃないか。だからエンターテイメントになるんじゃないかっていうのが、私の気持ちです。


 だから、人間が醜い、と想うクヌートや仙水は、やはり私にとってラスボスなのです。
 彼らだって、「なら何故、醜い人間が生またのか説明できるか?」って問いには応えられないじゃないですか。
 「人間は醜い」という彼らの結論は、飽くまで論理的なものなのです。ならば「値しない人間が生まれた意味」も論破できてこそその結論は正当性を帯びると思います。人間が醜いという妄執に囚われてしまって、主格を脅かす者をぶっとばすのがヒーローな訳ですよ。



で、「極論を振り回すイイヒトをぶっとばしていいの?」って話になるんですが、ぶっ飛ばし方の結論も見つけて、ほほう…wと。


少年漫画の王道とは?①~スケール勝ちとは時間軸の因果が逆転することをまわりに感染させること
http://ameblo.jp/petronius/entry-10019433285.html


 肉体的損壊を与えたり、社会的地位を剥奪したりするのだけがぶっ飛ばし方じゃ無い訳なんですね。


***


 ずっと、リュート(オリジ主人公)の動機を悩んでました。実は、既に作画段階に入ってるネームはボーイミーツガール的な定型に落とし込んでて、なんかピンと来てなかったんですよね。

 でも今日こう、ピーンときて、ああ、母国の信仰心(リュートはある国の崇拝対象の末路という設定)に応えるために頑張るのかーと。つまり愛国心って奴ですね。

「ブレない」「回心させる」というキーワードがピタァ!!


 外交とか戦乱とか流通とか、そういうのに絡められそうでオラワクワクしてきただ。リュートの魔法もこれらのテーマにかなり親和性が高いし。


 戦乱の歴史はトンと疎いので、このブログ読んでる方でオススメの話があったら教えてください…。

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